(参考文献:岩瀬大輔『生命保険のカラクリ』 無料公開中に入手した電子版)
日本の生命保険は外国の生命保険とは全く異なる商品です。
life insurance ではなくて、ザ・セイホです。
人口一人あたりの生命保険保障額は日本はアメリカの2.5倍、英国の8倍です。
これは他国が貯蓄性の保険(養老保険)であるのに対し、
日本は万が一を重視し、時間を購入した死亡保障の保険(定期保険)であるためです。
生命保険会社が取れる手数料は
養老保険(貯蓄性の保険)が数%であるのに対し、定期保険(保障性の保険)は30%~60%。
日本の生命保険が特殊なのは、
生保会社が生保レディーや過去の高金利商品の契約など高額な事業運営コストを抱えているため、収益性の高い商品を売り続けるしかないためです。
つまり、日本の生保会社は消費者をダマして収益性の高い保険を組むように仕掛けているわけです。
日本の生命保険業界の保険料収入は28兆円
その内私たち契約者に戻ってくる総額は19兆円で、
6兆円が生保会社の事業費(手数料)としてとられ、
差額の3兆円が保険会社の自己資本の純増となっています。(2006年度)
簡単にいうと、100万円の支払いを受けるために、約30万円の手数料を払っていることになります。
合法的で、現存するあらゆる金融商品、ギャンブルの中でも、こんな巨額で、詐欺まがいのボッタクリは見当たりませんよね。
さらに日本の生保会社は、死亡保険の保険料を決定する際に重要な生保標準生命表の死亡率を実際(厚労省のデータ:完全生命表)よりも20 %以上も高く見積もって計算していて、
この差が生保会社に莫大な利益(死差益)をもたらしています。
余談ですが、ウォーレン・バフェットの本業は保険業だそうで、バフェットは
「保険の“float”(保険料積立金)……保険事業のなかで一時的に保有するお金で、我々
に属しない負債性のもの……が、われわれの五九〇億ドルの投資資金を供給している。
このfloatは、保険の引き受け事業が赤字でない限り、つまり
『受け取る保険料=支払う保険金+発生する費用』である限りは、
資本コストゼロの投資資金となる。」 と言ってます。(参考文献 P.150)
と、ここまで日本の生保業界の特殊性を話して、本題に入ります。
今私は親が勝手に契約した日生の生命保険(月額1万円)に入らされています。
保険金 月額保険料
死亡保険 100万円 1478円 終身
3大疾病 450万円 1129円 更新
疾病障害保障 450万円 850円 更新
入院医療特約 日額7千円 3892円 終身
ガン入院 日額1万円 1559円 終身
その他理解できない契約がもろもろ
そしてこの月額1万年は40歳以降、17000円に値上がりします。
60歳払込満了までの総支払保険料は650万円になります。
(40歳の契約更新時にプランを変えるように説得されそうなので、実際はもっと高額になる可能性が高い)
このプランに対して、
会社の死亡保険では死亡保険1000万円が、実質月額保険料1000円で申込むことができ、
しかも保険料は年齢に関係なく一律です。
さらに岩瀬さんのライフネット生命保険では
医療保険 入院日額5000円 保険期間終身が、月額保険料1300円
就業不能保険が 月額10万円 65歳満了 で、月額保険料が1600円
両者をあわせて、月額保険料4000円、総支払保険料200万円程度で、日生のプランよりもはるかにお得な契約を結べます。
就業不能保険はどうしても働けない健康状態になったとき、65歳まで毎月10万円以上を支給してくれる、業界初の保険らしいです。
日本の大手生命保険会社は不当に保険料を取りすぎています。
早速日生を解約してきたいと思います。
会社の保険は申込が終わっているので、来年度からです。
ライフネットは早速資料を取り寄せ、他のネット保険会社ともう少し比較しながら、契約する予定です。


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